ばしパパ投資ブログ

株式投資を初めて3年、子どもも出来て本格的に考えてみようと思います。【株式投資+子育て日記】

【銘柄分析】 6196 ストライク 17.4Q決算

6196 ストライクの銘柄分析を実施しました。
ちょうど先週末に4Q決算があり、来期の予想が発表されたので、
至らないところ色々あると思いますので、コメント頂ければ幸いです。
 
1.基本情報

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M&A仲介会社であるが、有名な2127 日本M&Aセンター、
6080 M&Aキャピタルパートナーズと異なるところは2点。
公認会計士、税理士主体で必要な人材が異なるところ
・ネットを活用したマッチング機能「SMART」
 
営業利益率のCAGRは30%を超え、実績ベースだと40%オーバーが3期続いている。
そろそろ失速感もあるかもしれないが、
後述するように伸び代はまだまだあると思われる。
 
2.業績情報

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営業利益率は40%とかなり高いが、業界水準程度と比較するとちょっと低いくらい。
上場してから順調に伸びており、そこを最も支配しているのが人材の確保だと思われる
 
3.財務情報

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安泰。
自己資本比率も83%と高く、機械投資など無く頭を使っていることが中心のため、財務状況は安定。
 
4.競合情報
競合との比較をまとめてみた。三者三様である。
 

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三社がどのように利益を伸ばしているか見ていく。
三社とも営業利益率は安定しており、売上をいかに伸ばすかを模索している。
売上/コンサル数の推移を見てみよう。
 

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各社とも70~90の間にほぼ収まっており、
一人あたりの売上金額はほぼ横ばいとなっている。
その結果下のような流れが成り立っている。
 
・利益を伸ばしたい
・営業利益率は40%程度と高水準で安定しているので、売上を伸ばしたい
・売上/コンサル数も70~90とどの企業も安定しているので、コンサル数を増やしたい。
 
現にM&Aキャピタルパートナーズは中計にコンサル数25%UPと掲げるほどである。
つまり、人材の確保が企業の成長に直結している会社だと考えられる。
 
今のところ人材の確保は順調に進んでおり、21人→28人 → 39人と順調に伸びている。
このコンサル数の変化をキチンと追って行きたい。
 
5.現在の株価
 

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現在の株価であるが、最後分割期待で上昇している感じ+PER的に割高感もあり、
また来期予想が保守的に発表されたこともあり、
一旦調整に入る可能性が高いのではと考えている。
しかし、3年等の長期的スパンで見ると押し目は買っていきたいところではないかと思う。
 
このグラフを見ると、自分の売買は下手くそだなぁ。。。としみじみ感じます。
 
6.まとめ
 
まとめていて感じたのはM&Aキャピタルパートナーズのほうが営業利益率も高く、
PER的にも割安で優良企業なのではと思われる場面もあった。
しかし、外国人比率もほぼ0のストライクが外国人に買われながら上昇していく方が、
大きく利幅が取れそうなのではと考えている。
 
一旦ポジションを外したが、また再度INしたい。